世界一リッチな男の投資法

 世界一の大富豪カルロス・スリム氏の資産がここにきて増加しており、ビル・ゲイツウォーレン・バフェットの両氏との差が拡大している。「世界一リッチな男の投資法」としてウォールストリートジャーナル(WSJ)が、その方法論を伝えている。

 ブルームバーグによると、スリム氏の保有株は2010年に37%上昇し700億ドル(5兆8000億円)に。バフェット氏の保有株は20%台の上昇、ゲイツ氏にいたってはマイクロソフト株が下落しており、差は拡大している。

 そこで、スリム氏の投資手法だが「メキシコ国内に資金をとどめ、絶妙のタイミングで株を上場させることが中心だ」(WSJ)としている。

 ちなみに最も株価を下げているのは、ニューヨークタイムズ。上げているのは地元メキシコの企業が多いのだ。

 もちろん、メキシコのマーケットは米国よりもはるかに小さく、国内はスリム氏の巨大財閥が絶対的なパワーを持っていることからこそできることかもしれない。
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