分裂回避もKARAやっぱり“薄給”渋谷で75円寿司


 分裂騒動の渦中にある韓国の女性5人組、KARAのうち、所属事務所「DSPメディア」に専属契約解除を通知したスンヨン(22)、ニコル(19)、ジヨン(17)は28日までに、5人体制で活動を再開させることで所属事務所と合意。当面の分裂は避けられることになった。

 聯合ニュースなど複数の韓国メディアによると、27日にソウル市内の飲食店で所属事務所の代表理事と3人の両親、代理人が対面し、3人側から出された要求事項を8時間にわたり協議した。その結果、日本で主演しているテレビ東京系ドラマ「URAKARA」などすでに決まっているスケジュールに支障が生じないよう、5人で活動を再開させることで合意したという。

 これを受けて、テレビ東京では今夕、次回以降のドラマ内容に関し発表する。5人そろってのテレビ出演や、CDなどの販売にも当面の障害はなくなった。

 ただ当初、問題とされた、ギャラの分配や日本での活動に関する見解の相違などがすべてクリアになったわけではなく、今後も“火種”を抱えることになりそうだ。

 日韓の音楽事情に詳しいジャーナリストは、「日本のレコード会社とは昨年夏から2年契約を結んでおり、諸条件が解決すれば、来年の7月までは安泰のはず。韓国よりも音楽人口が多く、目下、人気絶頂の日本市場を手放すはずがない」と解説。5人が分裂すれば、KARAとしてのイメージが崩れ、“分け前”を失いかねないということか。

 KARAのメンバーが交代で主演するドラマ「URAKARA」(金曜深夜、全12話)は、メンバーが毎回、狙った男性の心を射止める「惚れさせ屋」を演じている。韓国のテレビ局でも、2週間遅れでスタートすることが決まっている。

 28日深夜の第3話では、スンヨンと韓国の日本人シェフのラブストーリーが描かれる。

 その収録の合間にスンヨンが撮ったと思われる“寿司”の画像が1月9日にツイッター上で公開され、ファンの間で話題を呼んでいる。

 「撮影中だけど、スケジュールが不思議と空いたので一人で来ちゃった」というスンヨンのつぶやきとともに、おいしそうな「焼きエビマヨ」のにぎりがドーン。

 「東京・渋谷のセンター街にある立ち食い寿司店ですよ。KARAのメンバーが何度も来店している。1個75円で、2種類ずつ注文するスタイル。女の子なら2000円もあれば腹いっぱい。あん肝や白子が入荷することもあり、ネタは新鮮。ローマ字説明のある明るい店内で、女性や外国人にも人気があるよ」(テレビ関係者)

 昨年、日本国内でアルバムの売り上げが約25万枚(13億円)といわれるKARA。立ち食い寿司とは微笑ましいが、やっぱり“薄給”だったのか。
気になるニュースや話題 ソース元:zakzak
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