ブラジルで妻を地下室に16年監禁、同じ家で別の女と生活

リオデジャネイロ 27日 ロイター] 汚れた地下室に妻を計16年間監禁し、同じ家で別の女と生活していたブラジル人の男が逮捕された。

 事件は密告により発覚。地元警察が26日、サンパウロ州ソロカバにある民家の地下室でセバスティアナ・アパレシダ・グロッポさん(64)を見つけた。

 警察当局者は27日のロイターの取材に対し、地下室の面積は約12平方メートルで、排せつ物やゴキブリの死骸があったと説明。また、窓はシャッターが閉ざされ一面にかびが生えており、妻は「服を着ておらずブランケットを巻いていた」と明かした。

 同居の女も、ジョアン・バチスタ・グロッポ容疑者(64)とともに違法監禁の容疑で逮捕されている。グロッポ容疑者は42年前に結婚した妻を閉じ込めた理由について、精神障害があり攻撃的だったからと供述した。

 警察によると、妻は精神的な問題を抱えているようだが、監禁の影響によるものである可能性もある。また、攻撃的な様子はなく、健康上も大きな問題はないという

気になるニュースや話題 ソース元:ロイター
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